
No More Again 11
俺が頭の中でこんがらがってる中、時間というのは待ってくれない。
あっという間に定時が過ぎていた。
「司様、牧野様と先約があるのでは…」
「あ?まだ……ぅわ!やっべっ!」
「下に車を手配しておりますので、どうぞお使いください」
「おう」
部屋を出て、牧野の部署に行くともうこいつはいなくなっていて無理やり牧野の電話を教えてもらい、牧野に電話をかけた。
『はい、牧野です』
「おい、お前今どこにいる?」
『え?道明寺?
なんであたしの電話知ってるの?
教えたっけ?』
「そんなことはどーでもいいから、お前どこだ?」
『どうでも良くないんですけど…後でちゃんと聞くからねっ?
会社の下で待ってるよ』
「おう。急ぐから待ってろよ」
『そんな急がなくても待ってるって…』
急いで牧野の元に向かうと暇そうにスマホをいじっている牧野が見えた。
「牧野」
「あ、道明寺。遅いよ〜」
待ってるとか言いつつ遅いって、こいつツンデレか?
「悪ぃ、なんかあっとゆう間に時間になってて」
「何それ…ま、早く行こっ」
何か今日の今日牧野は心を決めたって感じで
白黒はっきりしてる顔をしてるなぁ…なんて思ったが、それは気のせいだった。
食べる場所を選ぶだけで30分以上かかり、結局俺が適当に入った店にした。
「えっ、ホントにこんな安っぽいところでいいの?」
「別にいいけど」
あたしたちが座ったのは
やっぱり道明寺のことも考えて奥の個室にしてもらった。
どこか道明寺は窮屈そうにしてるけど。
「道明寺、昔はあんなに“ビンボー”とか“かび臭い”とか言ってたのに」
「俺はも大人になったからな
好きも嫌いも変わってるからな」
「じゃあ、またあたしのこと好きにならないの?」
そう、今日はもう勝負の日!
押して押して押して押して押しまくる!!
こうでもして、道明寺ともう一度…!
「っ!」
あれ?
顔赤くない?
意外とこの作戦上手くいくかも押し押し作戦
「え?なるの?」
ここでももう一押し
「し、知るかッッッ!」
あーあ
西門・美作ペアにからかわれた時みたいな反応になっちゃった
もう少し照れる感じだったら押し押しももっと出来るのに…
「えぇ…
もしかして他に好きな人いるの?」
ここは少し困った顔を演じてキュンキュン作戦だぁ!
「いねぇよ」
無意味…
やっぱり道明寺を落とすなんて無理なのかな?
わかんないよォ…道明寺司……
「ま、だよね?」
「あ?俺だって頑張れば彼女の1人や2人…」
「どーせ道明寺が好きになったのあたしだけでしょ?
あんたそういう人じゃん
無駄に意地っ張りなんだから
でも、そういう所もカッコイイよ」
どーだ!貶してからの褒め!
これで少し心臓が掴めるだろう!
「っぅうっせぇ!!!///」
早く飯食うぞっ!早くしねぇと先食べちまうぞ」
あれ?顔赤い
さっきよりも全然
やっぱり道明寺にはストレートに言わないとね
「はいはい」
適当に片付けて、あたしもご飯たーべよ♪
あとで道明寺にももう一回告白しなきゃっ
いつも応援ありがとうございます。
あっという間に定時が過ぎていた。
「司様、牧野様と先約があるのでは…」
「あ?まだ……ぅわ!やっべっ!」
「下に車を手配しておりますので、どうぞお使いください」
「おう」
部屋を出て、牧野の部署に行くともうこいつはいなくなっていて無理やり牧野の電話を教えてもらい、牧野に電話をかけた。
『はい、牧野です』
「おい、お前今どこにいる?」
『え?道明寺?
なんであたしの電話知ってるの?
教えたっけ?』
「そんなことはどーでもいいから、お前どこだ?」
『どうでも良くないんですけど…後でちゃんと聞くからねっ?
会社の下で待ってるよ』
「おう。急ぐから待ってろよ」
『そんな急がなくても待ってるって…』
急いで牧野の元に向かうと暇そうにスマホをいじっている牧野が見えた。
「牧野」
「あ、道明寺。遅いよ〜」
待ってるとか言いつつ遅いって、こいつツンデレか?
「悪ぃ、なんかあっとゆう間に時間になってて」
「何それ…ま、早く行こっ」
何か今日の今日牧野は心を決めたって感じで
白黒はっきりしてる顔をしてるなぁ…なんて思ったが、それは気のせいだった。
食べる場所を選ぶだけで30分以上かかり、結局俺が適当に入った店にした。
「えっ、ホントにこんな安っぽいところでいいの?」
「別にいいけど」
あたしたちが座ったのは
やっぱり道明寺のことも考えて奥の個室にしてもらった。
どこか道明寺は窮屈そうにしてるけど。
「道明寺、昔はあんなに“ビンボー”とか“かび臭い”とか言ってたのに」
「俺はも大人になったからな
好きも嫌いも変わってるからな」
「じゃあ、またあたしのこと好きにならないの?」
そう、今日はもう勝負の日!
押して押して押して押して押しまくる!!
こうでもして、道明寺ともう一度…!
「っ!」
あれ?
顔赤くない?
意外とこの作戦上手くいくかも押し押し作戦
「え?なるの?」
ここでももう一押し
「し、知るかッッッ!」
あーあ
西門・美作ペアにからかわれた時みたいな反応になっちゃった
もう少し照れる感じだったら押し押しももっと出来るのに…
「えぇ…
もしかして他に好きな人いるの?」
ここは少し困った顔を演じてキュンキュン作戦だぁ!
「いねぇよ」
無意味…
やっぱり道明寺を落とすなんて無理なのかな?
わかんないよォ…道明寺司……
「ま、だよね?」
「あ?俺だって頑張れば彼女の1人や2人…」
「どーせ道明寺が好きになったのあたしだけでしょ?
あんたそういう人じゃん
無駄に意地っ張りなんだから
でも、そういう所もカッコイイよ」
どーだ!貶してからの褒め!
これで少し心臓が掴めるだろう!
「っぅうっせぇ!!!///」
早く飯食うぞっ!早くしねぇと先食べちまうぞ」
あれ?顔赤い
さっきよりも全然
やっぱり道明寺にはストレートに言わないとね
「はいはい」
適当に片付けて、あたしもご飯たーべよ♪
あとで道明寺にももう一回告白しなきゃっ
いつも応援ありがとうございます。

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