
No More Again 9
道明寺達と会って3日たった今日、再び道明寺と会った。
こないだの車の中以来に会い、なぜか今ふたりきりの状態。
「社長…?」
「なんだよ。てか社長ってやめろよ」
道明寺、怒ってる?
でも呼んだのそっちだし…
「用事ないなら帰るけど」
特に何も用事がなさそうだし、もういっかな…
もっと嫌われたくないし…
「……お前、ここも担当するから」
道明寺がいやいや言い出したその言葉にあたしは頭の中でずっとリピートされていた。
「へっ?」
「俺の担当してた松原が寿退社したから、手が空いてるお前が社長と副社長だってよ」
松原さんっっっ!
そういえば、退社する時「つくしちゃん、頑張って!!」って…気になってはいたけど、まさかこんなことになるとは…
「え、なんでっ…」
つい言ってしまった
すると、道明寺は少しイラッとした顔をしてすぐにでも喧嘩モードに入りそう。
「やなのかよ、あ?こっちだってな…」
うわぁ、喧嘩モードッッ!
この喧嘩を買ったらさらに嫌われて…
「そ、そんなことないです!失礼しましたっっ!」
そう思うと道明寺の話を遮ってまで否定し、とにかく出ていくしかなかった。
それにしても偶然にしては出来すぎているこの出来事にあたしは驚きを隠せずにいた。
道明寺って、あたしのこと嫌いじゃないのかな?
だって、そんな部下なんて自分で操作できるのに断らなかったってことは嫌われてない…?
ここは攻めなきゃダメだっっ!
道明寺と会う時はもう、攻めに攻めに攻めまくらないと……!
ーーー
「おい西田」
「はい」
「牧野のこと、俺はもう忘れてるからな?
いいか、別になんとも思ってないんだからな?」
「はい」
「余計なことしてくれたな、あ?」
「それは仕事上しょうがないことです。私のせいだと思うならそう思ってて構わないですが、社員を傷つけるような真似はしないでください。」
「ちっ……出てけ。邪魔だ」
「失礼しました」
「もしもし、西田です」
『西田さんっ!司、怒ってましたー?』
「まぁ…でも、私のことと片付けておいたのでもう探られることはないかと…」
『いやぁ…本当にありがとうございます。私もほんとドキドキで…』
「坊ちゃんの昔のような姿を見られればいいですね」
『はい。これがあたしの目的なので。
司が忘れられなくて、人格が変わるくらい好きになった女の子ともう一度幸せになって欲しいんです。司にはいろいろ助けて貰ったから』
「大河原様にも幸せが訪れましたか?」
『はい。私、今本当に幸せだから司にも幸せになって欲しい。この幸せをくれてのは司だから』
「そうでございますか。では、失礼致します」
いつも応援ありがとうございます。
こないだの車の中以来に会い、なぜか今ふたりきりの状態。
「社長…?」
「なんだよ。てか社長ってやめろよ」
道明寺、怒ってる?
でも呼んだのそっちだし…
「用事ないなら帰るけど」
特に何も用事がなさそうだし、もういっかな…
もっと嫌われたくないし…
「……お前、ここも担当するから」
道明寺がいやいや言い出したその言葉にあたしは頭の中でずっとリピートされていた。
「へっ?」
「俺の担当してた松原が寿退社したから、手が空いてるお前が社長と副社長だってよ」
松原さんっっっ!
そういえば、退社する時「つくしちゃん、頑張って!!」って…気になってはいたけど、まさかこんなことになるとは…
「え、なんでっ…」
つい言ってしまった
すると、道明寺は少しイラッとした顔をしてすぐにでも喧嘩モードに入りそう。
「やなのかよ、あ?こっちだってな…」
うわぁ、喧嘩モードッッ!
この喧嘩を買ったらさらに嫌われて…
「そ、そんなことないです!失礼しましたっっ!」
そう思うと道明寺の話を遮ってまで否定し、とにかく出ていくしかなかった。
それにしても偶然にしては出来すぎているこの出来事にあたしは驚きを隠せずにいた。
道明寺って、あたしのこと嫌いじゃないのかな?
だって、そんな部下なんて自分で操作できるのに断らなかったってことは嫌われてない…?
ここは攻めなきゃダメだっっ!
道明寺と会う時はもう、攻めに攻めに攻めまくらないと……!
ーーー
「おい西田」
「はい」
「牧野のこと、俺はもう忘れてるからな?
いいか、別になんとも思ってないんだからな?」
「はい」
「余計なことしてくれたな、あ?」
「それは仕事上しょうがないことです。私のせいだと思うならそう思ってて構わないですが、社員を傷つけるような真似はしないでください。」
「ちっ……出てけ。邪魔だ」
「失礼しました」
「もしもし、西田です」
『西田さんっ!司、怒ってましたー?』
「まぁ…でも、私のことと片付けておいたのでもう探られることはないかと…」
『いやぁ…本当にありがとうございます。私もほんとドキドキで…』
「坊ちゃんの昔のような姿を見られればいいですね」
『はい。これがあたしの目的なので。
司が忘れられなくて、人格が変わるくらい好きになった女の子ともう一度幸せになって欲しいんです。司にはいろいろ助けて貰ったから』
「大河原様にも幸せが訪れましたか?」
『はい。私、今本当に幸せだから司にも幸せになって欲しい。この幸せをくれてのは司だから』
「そうでございますか。では、失礼致します」
いつも応援ありがとうございます。

なかなか更新できていなくてすいません!
休みの時にストック増やしてできるだけ更新しようと思います。
Hihaara
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