
No More Again 8
「あたしも楽しかったよ」
そう返した言葉に道明寺は何も言わない。
やっぱり、もうあたしのこと嫌いなのかな?
でも、もう会うチャンスは無いかもしれない。
ここで決めなきゃあたしじゃないっ!
行くのだ牧野つくし!
「道明寺!」
「あ?」
「あのさ、あたしね…」
「なんだよ」
「ど、道明寺のことがす、好きですっ…」
「っ…?」
うわ、やばい困らせてる。
やっぱり言うべきじゃなかった…
「いや、べ、別にね、まぁ、それでどうこうとかそういうわけじゃないんだけどね…ま、まぁ、ね言いたいなって思っただけだから」
「お、おう…」
そのまま気まずいまま目的地に着いてしまった。
あたしはもう、振られたようなものだ。
あたしに気を使って道明寺はハッキリしたことを言わないだけで、あたしのことは嫌いなんだな。
「類…あたし多分振られた」
類に会った瞬間言った。
「え?多分って何?」
それでも類は平然とあたしの話を聞いている。
「だって、好きって言ったら何も言わなかったから…嫌いなのかなってさ…思ったの」
あったことをそのまま言った。
「なんでそんな弱気になってるの?
あんたは雑草のつくしでしょ?」
そしたら類はあたしに優しく、厳しくエールを送ってくれた。
「うん、そうだよね…頑張る…!」
この人はやっぱり、あたしに元気をくれる。
ーーー
「司〜久しぶりだな?」
牧野と類はどっか行って、俺は総二郎とあきらと合流した。
「おう」
「お前も色々大変だな?」
あきらは相変わらずの顔で聞いてくる
「まぁな。
日本に戻ってから、忙しくて自分の時間すらないんだわ」
「そうだよな〜」
「しかももう恋人作らない宣言な、あれはマジウケたわ」
総二郎が話す事はやっぱりそういうこと。
「なぁ〜」
そしてあきらも同意する。
「うるせーなっ!
作らないっつったら、作らねーんだよっ!」
イライラした俺は昔のように怒ってしまった。
「それが牧野でもか?」
牧野でも?
「っ…!」
何も言い返せない俺に
「「ほらなぁ〜?」」
といじるあいつらに
「うるせぇっ!
早くあっち行けっ!」
俺は怒鳴ることしかできない。
俺は牧野が好きだ。
でも前のように傷つくのが怖くて、牧野に好きだと言われても何も言えない。
本当は嬉しい、抱きしめて「俺も好きだ」と言って…
牧野と5年ぶりにしたいことは言い出せないくらいある。
キスもハグもそれ以上もしたい。
でも俺にはそのあとが怖い。
前のように1人で盛り上がってたらどうしよう…
突然別れを告げられたら?
俺は本当に大丈夫か?
牧野のことは好きで、俺が恋するのはこいつだけ。
でも俺は不安で不安で、もう恋すら諦めている。
いつも応援ありがとうございます。
そう返した言葉に道明寺は何も言わない。
やっぱり、もうあたしのこと嫌いなのかな?
でも、もう会うチャンスは無いかもしれない。
ここで決めなきゃあたしじゃないっ!
行くのだ牧野つくし!
「道明寺!」
「あ?」
「あのさ、あたしね…」
「なんだよ」
「ど、道明寺のことがす、好きですっ…」
「っ…?」
うわ、やばい困らせてる。
やっぱり言うべきじゃなかった…
「いや、べ、別にね、まぁ、それでどうこうとかそういうわけじゃないんだけどね…ま、まぁ、ね言いたいなって思っただけだから」
「お、おう…」
そのまま気まずいまま目的地に着いてしまった。
あたしはもう、振られたようなものだ。
あたしに気を使って道明寺はハッキリしたことを言わないだけで、あたしのことは嫌いなんだな。
「類…あたし多分振られた」
類に会った瞬間言った。
「え?多分って何?」
それでも類は平然とあたしの話を聞いている。
「だって、好きって言ったら何も言わなかったから…嫌いなのかなってさ…思ったの」
あったことをそのまま言った。
「なんでそんな弱気になってるの?
あんたは雑草のつくしでしょ?」
そしたら類はあたしに優しく、厳しくエールを送ってくれた。
「うん、そうだよね…頑張る…!」
この人はやっぱり、あたしに元気をくれる。
ーーー
「司〜久しぶりだな?」
牧野と類はどっか行って、俺は総二郎とあきらと合流した。
「おう」
「お前も色々大変だな?」
あきらは相変わらずの顔で聞いてくる
「まぁな。
日本に戻ってから、忙しくて自分の時間すらないんだわ」
「そうだよな〜」
「しかももう恋人作らない宣言な、あれはマジウケたわ」
総二郎が話す事はやっぱりそういうこと。
「なぁ〜」
そしてあきらも同意する。
「うるせーなっ!
作らないっつったら、作らねーんだよっ!」
イライラした俺は昔のように怒ってしまった。
「それが牧野でもか?」
牧野でも?
「っ…!」
何も言い返せない俺に
「「ほらなぁ〜?」」
といじるあいつらに
「うるせぇっ!
早くあっち行けっ!」
俺は怒鳴ることしかできない。
俺は牧野が好きだ。
でも前のように傷つくのが怖くて、牧野に好きだと言われても何も言えない。
本当は嬉しい、抱きしめて「俺も好きだ」と言って…
牧野と5年ぶりにしたいことは言い出せないくらいある。
キスもハグもそれ以上もしたい。
でも俺にはそのあとが怖い。
前のように1人で盛り上がってたらどうしよう…
突然別れを告げられたら?
俺は本当に大丈夫か?
牧野のことは好きで、俺が恋するのはこいつだけ。
でも俺は不安で不安で、もう恋すら諦めている。
いつも応援ありがとうございます。
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