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2度目の初恋 #4

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2度目の初恋 #3

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No More Again 12

「あぁ、お腹苦しい〜
道明寺足りた?」
こいつ昔と変わらずバクバク食べんなぁ…

「おぅ。俺もそんな食べられねぇーよ」
それにつられて俺もバクバク食べてちまった…
明日出張なのに

「ねーねー、もう一軒行かない?」

…!?
…牧野、誘ってんのか?
いや、それは考えすぎだ
牧野はきっと俺とただ話したいだけ
ただそれだけ
それにそれにのってもう一軒とかで欲情しちまったら……
無理だ
やめよう

「俺明日出張だぞ?」

「えー、ダメなの?」
そんな目で見るな
口を尖らすな
悲しそうにするなっ…
そんなことされたら俺は……

「っ…わかった。
あと一軒だけだぞ?」
牧野にはどうしてもかなわねぇ

「ありがと
やっぱり道明寺って優しいよね」
ニコッと微笑んで俺の顔を見ながらオレンジジュースを飲んでいた
もう一軒なんて…耐えれる訳が無いッッッ!

「早く行くぞっっ」
こいつの顔見るとこいつにはかなわねぇ…









ーーー
「ここがいい!」
牧野が立ち止まったのはオシャレなバーだった

「お前酒飲めんのかよ」

「お酒くらいちょちょいのちょいだもんっ!」
行く気満々の牧野の願いを断れず
バーに入ってしまった




店に入って、5分後に気づいた



牧野に酒は合わない
1杯目の半分も飲んでないのに牧野は顔を赤くして浮かれている


「……お酒くらいちょちょいのちょいって言ったのは誰だ?」

「うへぇふぇぇぇ」

「気味わりぃ笑い方すんな
行くぞっ」

「んんー!
やぁぁぁぁだぁっ!」

「はぁ?さっきここで終わりって…」

チュッ

「ねー?道明寺?」
こいつ…今…!?

「お前っ!なにし…」
驚いてる俺を無視し牧野が抱きついてきた

「………すき」
好きって本当に言ってるのか?

「牧野っ…?」

「大好き」
こいつ、なんかおかしい…
酒くせぇ…
まさか、酔ってこんなことを言ってんのか!

「おい、ちょっ…」

「うふふふふ」
牧野は笑いながら目を閉じ始めた

「おい、何寝てんだよ」

「道明寺、あったかぁぁい」
それが牧野が言った最後の言葉だった
そのあとはグーグーて寝しまった

「っ…帰るぞッ!」





牧野の家を西田に調べさせ、鍵を取り出し牧野の家に入ると
そこには俺がたくさんいた
多分、今まで載った雑誌が全部綺麗に整頓されていた
「お前、どんだけ俺のこと好きなんだよ」
やっぱり牧野はマジだからなのか?
マジで本当に俺の事を…?

「んぅぅぅ…」

「言っとくけどな、俺の方がお前のこと好きだからな」


聞こえてるはずもないが今まで溜め込んでたことを言い
牧野をベットへ寝かせ部屋をあとにした
そのまま俺も家で軽く寝た

次会う頃には牧野は俺の事はもうなんとも思ってないよな…?
どうせ、すぐに違う男を好きになるんだろ?









いつも応援ありがとうございます。

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No More Again 11

俺が頭の中でこんがらがってる中、時間というのは待ってくれない。
あっという間に定時が過ぎていた。
「司様、牧野様と先約があるのでは…」

「あ?まだ……ぅわ!やっべっ!」

「下に車を手配しておりますので、どうぞお使いください」

「おう」




部屋を出て、牧野の部署に行くともうこいつはいなくなっていて無理やり牧野の電話を教えてもらい、牧野に電話をかけた。

『はい、牧野です』

「おい、お前今どこにいる?」

『え?道明寺?
なんであたしの電話知ってるの?
教えたっけ?』

「そんなことはどーでもいいから、お前どこだ?」

『どうでも良くないんですけど…後でちゃんと聞くからねっ?
会社の下で待ってるよ』

「おう。急ぐから待ってろよ」

『そんな急がなくても待ってるって…』



急いで牧野の元に向かうと暇そうにスマホをいじっている牧野が見えた。

「牧野」

「あ、道明寺。遅いよ〜」
待ってるとか言いつつ遅いって、こいつツンデレか?

「悪ぃ、なんかあっとゆう間に時間になってて」

「何それ…ま、早く行こっ」
何か今日の今日牧野は心を決めたって感じで
白黒はっきりしてる顔をしてるなぁ…なんて思ったが、それは気のせいだった。
食べる場所を選ぶだけで30分以上かかり、結局俺が適当に入った店にした。



「えっ、ホントにこんな安っぽいところでいいの?」

「別にいいけど」


あたしたちが座ったのは
やっぱり道明寺のことも考えて奥の個室にしてもらった。
どこか道明寺は窮屈そうにしてるけど。
「道明寺、昔はあんなに“ビンボー”とか“かび臭い”とか言ってたのに」

「俺はも大人になったからな
好きも嫌いも変わってるからな」

「じゃあ、またあたしのこと好きにならないの?」
そう、今日はもう勝負の日!
押して押して押して押して押しまくる!!
こうでもして、道明寺ともう一度…!

「っ!」
あれ?
顔赤くない?
意外とこの作戦上手くいくかも押し押し作戦

「え?なるの?」
ここでももう一押し

「し、知るかッッッ!」
あーあ
西門・美作ペアにからかわれた時みたいな反応になっちゃった
もう少し照れる感じだったら押し押しももっと出来るのに…

「えぇ…
もしかして他に好きな人いるの?」
ここは少し困った顔を演じてキュンキュン作戦だぁ!

「いねぇよ」
無意味…
やっぱり道明寺を落とすなんて無理なのかな?
わかんないよォ…道明寺司……

「ま、だよね?」

「あ?俺だって頑張れば彼女の1人や2人…」

「どーせ道明寺が好きになったのあたしだけでしょ?
あんたそういう人じゃん
無駄に意地っ張りなんだから
でも、そういう所もカッコイイよ」
どーだ!貶してからの褒め!
これで少し心臓が掴めるだろう!

「っぅうっせぇ!!!///」
早く飯食うぞっ!早くしねぇと先食べちまうぞ」
あれ?顔赤い
さっきよりも全然
やっぱり道明寺にはストレートに言わないとね

「はいはい」
適当に片付けて、あたしもご飯たーべよ♪
あとで道明寺にももう一回告白しなきゃっ









いつも応援ありがとうございます。
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2度目の初恋 #2

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