
アイドル
アイドルオタク設定のつくしちゃんとかまってもらえない司くんのお話です。
2人は付き合って6年!
もうすぐゴールインってとこらへんですね。
お話に出てくるアイドルは、名前は出さないようにしときますが出ちゃうかもしれません(*>ω<*)
ーーー
「牧野っ!」
「ちょっと待って!」
「おいっ!」
「キャァァァァァ!出てきたのっ!」
「なんだよまたアイツか…」
「あいつって何よっ!?失礼でしょっ!」
「…」
俺の彼女牧野つくし。
こいつは今アイドルにハマっている。
俺が牧野の部屋に入ってもずっとずっとテレビに釘付け。
「うわぁ!UISH歌うの久しぶりぃ〜!」
『〜♪』
「きゃーーーーーっ!」
まだ伴奏じゃねぇか
そんなにいいか?この曲が
「おいっ!もっと他にすることあるだろ?なんでこんな奴らにキャーキャー言ってんだよ。」
怒って今まで秘めていた思いをぶつけてしまった
「ひどい…そんなこと言わなくてもいいじゃん…」
案の定、牧野はしゅんとするが、俺は矢を次々に刺してしまった
「…うるせーなっ!なんなんだよっ!もっと俺にもかまえよ」
「十分かまってるでしょっ?」
「お前、俺よりテレビテレビで本当は俺の事嫌いなんだろっ?そーだ!嫌いならいえばいいだろ?」
「違うっ!もうっ!帰って!」
遂に言われてしまった。
牧野の家に来て、そんなこと言われたこと無かったのに。
「こんなとこ、二度と来るかっ!」
売り言葉に買い言葉、ついつい言ってしまった。
「さようならっ!」
ーーー
『〜〜♪』
「Love Oneだ…。いいな…この歌の相手は…」
さっき、道明寺とケンカをしていて思った。
あたし達、もう別れるかもって
『1000年先も愛を誓うよ。君は僕のすべてだ』
本当は道明寺ともっと一緒にいたい…
思うと思うだけ声にでてしまう。
「こんなこと言われてみたい…。
道明寺がこんなふうに言ってくれたらなっ…」
「永遠に愛を誓うから、結婚してくれ」
あたしが言われたかったセリフがスパッと聞こえた
「あれっ?こんなセリフあったっけ?
めっちゃカッコイイじゃんっ!」
そう思ったけど、メンバーが何か動くわけでもなく
『ららら〜ららら〜』
普通に歌が始まった
「あれっ?今の何っ?演出かな?」
「牧野っ!結婚しろ。……さっきは悪かったな」
後ろから声がして振り返ると道明寺だった
「…道明寺…?なんで?」
「やっぱり、帰りたくなくて。今日はこれを渡すつもりだったから。」
道明寺があたしに見せてきたのは
キラキラと輝くダイヤモンドだった。
「えっ?これ、指輪?」
「そうだ。結婚してくれ」
そんなこと言われても…
なりたくてもなれないよ?だって道明寺の奥さんだよ。
それにあたし、さっきひどいこと言っちゃった…
「結婚…?でも、やっぱりあたしは道明寺の奥さんに向いてないかもしれない気がする…」
そう言ってみた。心はそんなこと思ってないけど
「そんなのに知らねぇ。結婚しろ」
でも、道明寺はあたしの気持ちに気づいてるかのように言ってくる
「…でも、」
だから、必死に断ろうと思ったけど
「あのなぁ?牧野っ!お前、俺のこと好きだろ?愛してるだろ?」
「……うん…、」
「じゃあいいじゃねぇか。あの、Love Oneにもあったろ?“愛しています、ただ愛してる”って歌詞。」
「あるけど…なんで道明寺?」
「俺だって、牧野を奪われんのは気に食わねぇけど、牧野の好きなやつを嫌いにはならねぇ。
ちょっとだけ勉強したんだ。」
やっぱり、道明寺ってホントに優しい…
この言葉を聞いて、いや、聞く前から決まってる
「道明寺…。あたし道明寺のこと好きだよ?結婚して?」
ずっと言いたかった言葉を言えた…
「牧野っ…」
「あのね?UISHね、あとLove One、あとsweet so Loveもか!私みたいな女の子と道明寺みたいな男の子の恋のお話なの。だから、聞けたら嬉しくて…道明寺との思い出がよみがえっててね?」
「牧野…。そっか、牧野…」
fin
いつも応援ありがとうございます。
2人は付き合って6年!
もうすぐゴールインってとこらへんですね。
お話に出てくるアイドルは、名前は出さないようにしときますが出ちゃうかもしれません(*>ω<*)
ーーー
「牧野っ!」
「ちょっと待って!」
「おいっ!」
「キャァァァァァ!出てきたのっ!」
「なんだよまたアイツか…」
「あいつって何よっ!?失礼でしょっ!」
「…」
俺の彼女牧野つくし。
こいつは今アイドルにハマっている。
俺が牧野の部屋に入ってもずっとずっとテレビに釘付け。
「うわぁ!UISH歌うの久しぶりぃ〜!」
『〜♪』
「きゃーーーーーっ!」
まだ伴奏じゃねぇか
そんなにいいか?この曲が
「おいっ!もっと他にすることあるだろ?なんでこんな奴らにキャーキャー言ってんだよ。」
怒って今まで秘めていた思いをぶつけてしまった
「ひどい…そんなこと言わなくてもいいじゃん…」
案の定、牧野はしゅんとするが、俺は矢を次々に刺してしまった
「…うるせーなっ!なんなんだよっ!もっと俺にもかまえよ」
「十分かまってるでしょっ?」
「お前、俺よりテレビテレビで本当は俺の事嫌いなんだろっ?そーだ!嫌いならいえばいいだろ?」
「違うっ!もうっ!帰って!」
遂に言われてしまった。
牧野の家に来て、そんなこと言われたこと無かったのに。
「こんなとこ、二度と来るかっ!」
売り言葉に買い言葉、ついつい言ってしまった。
「さようならっ!」
ーーー
『〜〜♪』
「Love Oneだ…。いいな…この歌の相手は…」
さっき、道明寺とケンカをしていて思った。
あたし達、もう別れるかもって
『1000年先も愛を誓うよ。君は僕のすべてだ』
本当は道明寺ともっと一緒にいたい…
思うと思うだけ声にでてしまう。
「こんなこと言われてみたい…。
道明寺がこんなふうに言ってくれたらなっ…」
「永遠に愛を誓うから、結婚してくれ」
あたしが言われたかったセリフがスパッと聞こえた
「あれっ?こんなセリフあったっけ?
めっちゃカッコイイじゃんっ!」
そう思ったけど、メンバーが何か動くわけでもなく
『ららら〜ららら〜』
普通に歌が始まった
「あれっ?今の何っ?演出かな?」
「牧野っ!結婚しろ。……さっきは悪かったな」
後ろから声がして振り返ると道明寺だった
「…道明寺…?なんで?」
「やっぱり、帰りたくなくて。今日はこれを渡すつもりだったから。」
道明寺があたしに見せてきたのは
キラキラと輝くダイヤモンドだった。
「えっ?これ、指輪?」
「そうだ。結婚してくれ」
そんなこと言われても…
なりたくてもなれないよ?だって道明寺の奥さんだよ。
それにあたし、さっきひどいこと言っちゃった…
「結婚…?でも、やっぱりあたしは道明寺の奥さんに向いてないかもしれない気がする…」
そう言ってみた。心はそんなこと思ってないけど
「そんなのに知らねぇ。結婚しろ」
でも、道明寺はあたしの気持ちに気づいてるかのように言ってくる
「…でも、」
だから、必死に断ろうと思ったけど
「あのなぁ?牧野っ!お前、俺のこと好きだろ?愛してるだろ?」
「……うん…、」
「じゃあいいじゃねぇか。あの、Love Oneにもあったろ?“愛しています、ただ愛してる”って歌詞。」
「あるけど…なんで道明寺?」
「俺だって、牧野を奪われんのは気に食わねぇけど、牧野の好きなやつを嫌いにはならねぇ。
ちょっとだけ勉強したんだ。」
やっぱり、道明寺ってホントに優しい…
この言葉を聞いて、いや、聞く前から決まってる
「道明寺…。あたし道明寺のこと好きだよ?結婚して?」
ずっと言いたかった言葉を言えた…
「牧野っ…」
「あのね?UISHね、あとLove One、あとsweet so Loveもか!私みたいな女の子と道明寺みたいな男の子の恋のお話なの。だから、聞けたら嬉しくて…道明寺との思い出がよみがえっててね?」
「牧野…。そっか、牧野…」
fin
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